ファープット、屑オプションを扱うときに絶対にやった方が良いこと

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オプション取引の決済は、SQ持ち込みか買い戻しまたは返済売りの利確の2パターンになります。

ファープットや屑コールのオプションを扱うときに絶対にやった方が良いことがあるので今回は、紹介したいと思います。

目次

ファープット、屑オプションを扱うスプレッド

売りの場合は適度なところで利確をいれるのでこちらは割愛します。

ニアの売り、ファーの買いで構成されるプットバックスプレッド、コール側を使うコールバックスプレッドが挙げられます。

各ポジションの詳しい解説は以下の記事も参考いただければ幸いです。

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オプションプライスの変化

オプションの価格は時間的価値+値段的価値の両者で構成されており残存が残っているオプションはそれだけ値段が高いです。IVの上昇がおこればオプションプライスの値段は上昇し上記の紹介したスプレッドの利益がでます。

ベガの利益がでればオプションプライスは何倍にもなります。

買い玉の扱い

利益が出れば利確を考えます。買い玉を返済するか、売り玉を追加してポジションのベガを減らすことでベガの利確ができます。

そうで無い場合や、原資産の大きな変動で買い玉のプライスが大きく下がることがあります。

一般にファーのIVは高くなるのですが、2円とか3円での1円の違いは非常に大きいです。

オプションプライスの最後

2円、1円と減っていき最後は板がなくなります。しかし、1円→0円なのでこの差はとんでもなく大きいです。

板の状況をみて逃げおくれると、要は丸損になってしまいます。

そのため、板がなくなる前に決済しておいた方が良いという話になります。SQ持ち越しでも良いのですが、現実的なラインとして1円のオプションがSQでインする可能性は非常に低いと言えるでしょう。

1円でオプションを買われることはあるのか?

1円の屑オプション、板をみてみるとわかりますが売買は成立します。つまり需要はあるのです。

ヘッジであったり、バックスプレッドの買い玉需要であったり実に様々ですが、屑オプションの売買は成立します。

さらに、一見板が無いところでもタイムラインの変化などで買われることがあります。そのため、1円となって一見返済不能にみえる状況でも、指値で並んでおけば世界中のどなたかが買ってくれることがあります。

そのため、持ち越ししないのであれば指値をして並んでおいた方が良いです。

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この記事を書いた人

ボラティリティトレードを意識してオプショントレーディングのエッジを追求していきたいと研究の日々です。よろしくお願い申し上げます。

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