ここ数日、日経平均はやや方向感を欠きながらも下値を切り上げる動きを見せており、下げそうで下げない「底堅さ」が印象的です。そんな中、本日(5月16日)はポジション調整を行いました。
◆ IVの急落とポジションの見直し
昨日の米指標やFOMC議事要旨通過もあり、IV(インプライド・ボラティリティ)は全体的に低下していましたが
ナイト上昇に対してはプット盛り、コール剥げ スライド効果でコールのIVは上昇するやつですが
スピードが遅いとセータとボラドロでやられます
今回は
- C38,250買い(期近)を一部利確
- 期先の買いは残して全体のデルタは微ロングキープ
- これにより、期近売り × 期先買い のカレンダースプレッド(時間差)ポジションを形成
◆ 今後の展望とリスク
日経は38,000円を軸に上昇の芽も残していますが、一気に39,000-40000円を目指す展開ではない?上げたら意外性からコールは噴くでしょう
あくまで「上方向のゆるいトレンド+IV戻り」の可能性にベットする戦略。派手なリターンは期待していませんが、こうした穏やかな相場でこそ時間差カレンダーが活きてくると感じています。
低IVなのでボラの上昇はカレンダースプレッドには有利に働くだろうということです