誤発注の恐怖、痛恨のコール売り体験談

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スマホトレード

誤発注は恐ろしいリスクの一つですがたまに遭遇することがあります。今回は、誤発注で焦ったエピソードをお話しします。世界株高の中、コール買いで利益が順調に伸びていたところ、ベガをヘッジするためにコール売りを入れてデビットスプレッドに変形しようと思っていました。しかし、1枚売りのつもりが、うっかり10枚売りしてしまいました。

目次

誤発注とは?

間違った数量や項目を注文してしまうことです。これにより、思わぬ損失が発生することがあります。

今回私はコールオプションの売りを誤発注しました。

誤発注の実際(イメージ)

リアルタイムの板のスクショは取り忘れてしまったのですが、状況を説明します。

これは4月限コール28750の板ですが、通常買いと売りが並んでいます。気配では105となっていますが、売りと買いのスプレッドが空いているので、120または、115、110と指値をいれることで通常は取引が行われるところです。個人投資家やマーケットメーカーが買ってくれるのを待ちます。。

そこで、重要なポイントなのですが、誤って買い板の下の方を間違ってクリックすると売買が成立します。

どうなるかというと、105または110(1枚11万)を売れるところを8万5千円で売ってしまったということになり何もしていないのに2-3万損した形になります。

私は、これを10枚レベルでやったという話です。

続き

こんな感じでした。まだ、発注していません。この後、発注すると執行となりますが、

通常大量の売りポジションだと証拠金が足りなくてポジションが入りません。価格は93ではいりましたね確か。。

え?大丈夫じゃないか。となるんですが、私この時大量に買いポジションあったので余裕で売りポジションが不利な値段で吸い込まれていきました。。。

誤発注はなぜおこるのか?

大量の売りポジションは証拠金が必要となるので普通は通らないのですが、買い玉を大量に持っていたので入ってしまいました。

そもそも、今回はスマホトレードのクリックミスですが、

スマホトレードスタイルは危険だなと改めて感じました。。

プロとかトレーダーは普通はハイスペックPCとモニターでやってますからね。

アメリカ市場が開いているときは日本時間のナイトタイムで眠くなっていて判断能力が落ちているというのも一因です。

相場が大きく変動している時間帯や疲労や睡眠不足なども要因となります。トレーダーは普通はハイスペックPCとモニターを使用するため、スマホトレードは危険だと感じました。

誤発注からのリカバリー: どう対処したか?

今回のリカバリーですが、気づいたところで買い戻すといきなり15万ぐらい損してしまいますので焦りました。。幸いIVが低下傾向だったので、先物をすぐさまあててデルタを消してから相場が押してくれたのでカバードコール利確の形で買い戻しできましたがこれはただの運でした。

500円ぐらい踏み上げられたらおそらく50-100万は損失になっていたので誤発注怖いなと思いました。

トレードの余裕を持つために証拠金を余裕をもたしていたら誤発注が通るという皮肉な展開でした。。。

しかし、証拠金の余裕があったのでポジションを立て直すことができリカバリーもできたので、これは良かった点だと思います。

まとめ

誤発注は思わぬ損失を引き起こす原因の1つであり、トレードの際は慎重さが必要です。また、トレードの余裕を持たせるためには証拠金を余裕をもたせておくことが重要です。誤発注は凡ミスですが、常におこりうるので参考にして頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

ボラティリティトレードを意識してオプショントレーディングのエッジを追求していきたいと研究の日々です。よろしくお願い申し上げます。

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