日経新高値更新相場
カレンダーバックスプレッドと書くとわかりにくいですが
カレンダースプレッドに対して買い玉を増やしたスプレッドを試しています
期近-1:期先+1 ではなくて期近-1:期先+2みたいな感じです
ニアとファーで盛りハゲ具合が違いますが
最近は先物上昇+コールIV上昇 プットIV上昇のスライド効果でIV上昇しています
剥げていたと思われているコールもインしてしまえばプットと連動。プットのIV上昇を反映し全体のIVは上がっており
売り方は締め上げられる展開が続いています。ATMのあたりをウロウロしていれば減価で売り方Winですが
連日上がっていくのでなかなか厳しい展開になっています
さてカレンダーバックスプレッドですが、ポジションの優位性があるかを試しているのは
期近IVに対して期先IVは出遅れ。新高値更新のショートカバーを巻き込むのであれば期先も買われる→IV上昇するだろうという狙い
損益グラフは期中と満期で大きく異なるのでパラメータやIV動向で全く異なるわけです
昨日の上昇では珍しく、期先のIVも大きく上昇。損益は大きくプラスとなりネットのベガロングが活きた形です
出っ張ったベガロングを落としながら、期近のIVは崩れるのか、さらのもう一段上がるのかを様子見ているところです
53000,55000のようにショート勢を焼くのであればIVはもう一段上昇
52500あたりが天井ならばIVも徐々に落ち着いてくるものと思われます
50000円で5000円の上下のような動きなら高値かつIV上昇ですがなかなかこのようなパターンは少ないでしょうし
個別株の操作だけでは無理があるきもします
期近が大きく剥げたところでヘッジのリバースカレンダーで期先のIV低下を待つのが上手いような気もしていますが
コールが剥げたらすぐに盛り返す展開が続いているので押し目買いやデルタヘッジトレードの方が良いかもしれないなと思います
カレンダー系はセータロングなので待てるというところが兼業投資家に向いている気もします。ボラドロが弱点なのでベガヘッジをどうするか頭を悩ましています
