リバースカレンダースプレッドに対する考え方が変わった話

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里バスカレンダースプレッドは期近の買い+期先の売り オプションスプレッドです。

セータはネガティブで、ほとんどの方は敬遠しがちです。高率で損するからです。

でも、オプションの鞘が開いた状態になると話がだんだん変わってきます。

私はリバースカレンダースプレッドはちょっと苦手な意識が強かったのですが、最近ガンマで救われることが増えてきてリバースカレンダースプレッドに対する考え方が変わってきました。

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リバースカレンダーが有利になる状況

リバースカレンダースプレッドは、お椀型の損益グラフになります。時間経過と共に沈む損益ですが、要は原資産

先物が上でも下でも大きく動けば動くほど儲かります。ガンマロングポジションです

大きく動けばよいポジションですが、この他にポジションを組むときに有利になる状況があります

  • 期近のIVが低い、期先のIVが高い 鞘が開いている
  • 先物が動きやすい状況
  • 満期が近い状況(ガンマが大きい)

このうち、IVの鞘があるときはポジション全体にとって鞘がもどれば利益になりますから平時よりも有利です。

満期が近い状況では期近のガンマが大きくなるオプション特性を利用した戦略です。

リバースカレンダースプレッドは短期決戦が基本

セータネガティブですが、大きく動けばすぐに損益は改善します。しかし、数日先物が停滞してしまうとセータとIV低下からダブルで損失になる可能性もあります。期先のIV低下が大きければプラスになる可能性はあるので、IVの鞘が開いている状況はやはり有利になります。

リバースカレンダースプレッドへの向き合い方

失敗を繰り返しながら、相場が動くタイミング、IV状況などをシンクロさせながらエントリーを絞っていくこと

上手くいかないときはポジションの組み換えをおこなうなどを心がけるようにして徐々に改善していきました

損小利大のポジションなので、損をだしつつもどこかで当たりをあてるとリターンがでるのでリターンが狙えそうなときは短期間勝負で仕掛けることをこころがけています。

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この記事を書いた人

ボラティリティトレードを意識してオプショントレーディングのエッジを追求していきたいと研究の日々です。よろしくお願い申し上げます。

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