先週のSQを通過し、12月限がどのようになるのか様子をみておりました
SQ値は低めに50300円台とだいぶ前日から下げましたがパリティしているので問題なし
さて、ここ数日では期近と期先のIV変化は、期近のIV低下、期近≒期先と
これまで高かった期近のIVが期先に追いついてきました。どちらにサヤ寄せするか悩ましいのですが、
相場が膠着するのであれば期先のIVが低下し、期近のIVも低下。その後平時回帰であれば順行かつ期近≒期先となって推移でしょう
どちらかのサヤがでるようであればポジションのチャンスと思っています
要約すると、動きの割には(底割れせずリバしてレンジ感や底の安心感がでた)期先のIVが少し高いのでは?
という判断です
ちょうど金曜日のナイトではこの考えを指示するような期近のIVはコール、プット共に低下し
期先IV↑と逆転。リバースカレンダーの狙い所となりました。さらに言うと、ここまでカレンダースプレッドを維持していたらかなりの利がでていたはずです。
リバースカレンダーのコールは急騰でIVが乗ればラッキー。そうでなければ先物上昇でIV低下が期待できるのでネットのベガショートが効いてきますし、下落は期先のIVが多少逆の動きをしても期近のIV上昇がおきるため利確しやすい
先物の上下でリバースカレンダーを利確、回転することができなかなかの利益ヘッジとなりました。これでだいぶ楽になったのでまたポジション調整が楽になりました。
SQ持ち込みで-1000円以上下げていたのに損失がほとんど無く過ごすことができたのはボラティリティの波をうまく捉えられているのだと思います。プットバックスプレッドは堅持しながら上と下の動きに対応していきます
